森愛の響き Vol.10 2019年 夏号
発行日 | 2019年6月25日 |
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巻頭言
欧米と日本における健康意識は、大きく違ってきています。
例えば、イギリス。イギリス政府は国策として、主食であるパンの減塩を国民・食品メーカーに訴えました。その結果、国民の塩分摂取量の減少に成功。さらに、2003 年~2011年の8 年間で心筋梗塞と脳卒中の死亡者数が 40%も減少し、注目されています。
また、日本では薬を使用しなければ診察報酬が上がりませんが、生活習慣病の予防的な取り組みに対しても診察報酬を支払うなど、医療制度の面からも減塩生活を支える仕組みを作りました。その結果、認知症の有病率を下げることに成功しています。
イギリスは、正しい栄養学に眼を向け、悪い食物と良い食物を選び、医師は、正しい栄養学を勉強し身につけ、患者さんに教え始めたのです。
イギリスだけでなく、アメリカも大変貌を成し遂げ始めました。 さて、この情報は近々、『欧米ヴィーガン大革命』と言うタイトルで本になる予定です。
それにしても、日本の医療はまだまだ薬漬けです。そしてそれを受け入れる人だらけ。情けない限りです。 薬は副作用も発生し、その結果、短命化してしまうことが多いです。どうしてこのようなことがわかる人が少ないのか不思議です。
医師 鶴見 隆史