森愛の響き Vol.11 2019年 冬号
発行日 | 2019年12月25日 |
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巻頭言
今年は、例年になく、台風がよく来ました。
しかも、かなり強烈な台風でした。 9月の台風15号では、千葉県は、大変でした。 電気は止まるわ、携帯電話は使えなくなるわ、水道は止まるわ、大木は倒れるわ、と、兎に角凄まじかったですね。風の強さは半端でありませんでした。千葉県内の大木が、根っこから倒れるくらいの風が吹いたのですから。死者も出たのは痛ましいですね。また、雨! 10月の19号も凄かったですね。新幹線は止まるし、凄い風と雨で、100人近くが亡くなりました。 特に、福島県の人たちの死者が最も多かったようですね。これらの台風で亡くなった方には心からご冥福を申し上げます。本当に気の毒極まりありません。
それにしても、いったい、何故かように強い台風が最近は起こるのでしょうか。 しかも、年々強くなるような気がしますよね。 多分、年々、本当に台風は大きくなっていると思います。
その理由は発表されていませんが、やはり、二酸化炭素が増えたことによる地球温暖化が、一役買っているのではないでしょうか。
北極の氷はどんどん崩壊していると言われています。 水位が上がり、小さな島が消えて行くと言われて久しい。 イタリアのベニスもいつか沈むとして、必死に対策を立てて実行しているらしい。
こうなる地球温暖化の原因は二酸化炭素の上昇です。その原因は、牛のゲップとして、動物性タンパク質を食べない『ヴィーガン』をやり始めた人が欧米で増えていますが、これは愛敬。 やはり、本当の原因は、石油の燃焼によるものではないでしょうか。
となると、世界中が、頑張って、自動車を石油から電気自動車とか水素ガス自動車とかに切り替えて行かなくてはいけないのでは、と思いますが、こんなことでは追い付かないでしょうね。 工場の燃焼は世界中凄まじいからね。 これが、オゾン層を破壊し、二酸化炭素だらけにし、温暖化になり、台風は狂暴化する。 となると、もはや止めようがありません。
地球は、さて、どうなるのでしょう。 いずれ水びたしの球体になるのでしょうか? その前に、超大地震が来て、壊滅状態になるのでしょうか?
医師 鶴見 隆史