森愛の響き Vol.16 2022年 夏号
発行日 | 2022年6月25日 |
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巻頭言
今回はこのテーマについて色々と語りたいと思います。
今の西洋医療のやり方を『アロパシー医療』と言います。アロパシーは、「目先対処」の治療のことです。つまり、症状をとれば良いという医療です。「対症療法」とも言います。
この治療の根本的発想は、まさに、人間をロボットのように考えたデジタル的な考え方です。部品交換的なやり方で部分だけを良くするやり方。具体的には薬と放射線と手術。このやり方が効を奏す場合もあります。救急病や急性病には力を発揮します。
しかし、かような『西洋医療による対症療法は慢性病にはからきし弱い』という特徴があります。根本的な健康獲得とは全く無縁なやり方であるからです。この西洋医療の治療を長く続けると、一時期は良くても、後々大変な病気に襲われるのが常です。良く似ているのは、『もぐら叩き』です。一個もぐらを叩くと一個出るならまだ良いですが、この西洋医療では、百個も千個も時には1億個ももぐらが出てくるから恐ろしい。いわゆる副作用です。死ぬほどの反動が後々やって来るのです。