温野菜より、生野菜の方が体によい!?

温野菜より、生野菜の方が体によい!?

健康のために、野菜を取らないと!!とお考えの方も多いと思います。しかし、野菜自体は、健康に良いのですが、その野菜の摂取の仕方で栄養価が大きく変わってしまうこともあるので、一番健康的な野菜の取り方をお伝えします。

温野菜より、生野菜の方が体によい!?

酵素は生の野菜や果物に豊富に含まれています。以前は、「野菜は、生で食べるより、煮炊きしてカサを減らしたほうが、量を食べることができ、ビタミンや食物繊維が沢山摂れる」と言われてました。

温野菜

確かに、野菜の中には、加熱した方が栄養価がまし、消化が良くなるものもありますが、多くの場合は、酵素は死んでしまいします。酵素は、大部分がタンパク質でできているので、熱やPH(ペーハ=酸性、アルカリ性の度合い)によって構造が変わってきてしまします。そのため、私達が栄養源として取り入れる食べ物でも、生きた酵素は生のものにしか酵素は、含まれていません。
火を通した加熱食では、食物に含まれている酵素の働きを失ってしまいます。

酵素は48℃以上の熱を加えると死ぬ

野菜でも加熱すると酵素は死んでしまうし、老化を防ぐファイトケミカル(抗酸化成分)も大量に減ってしまいます。そのため、ベジタリアンの人で、毎日大量の野菜を食べている人でも、加熱調理したものの割合が高ければ、酵素不足に陥っていることがあるのです。
がんを患った患者さんの中にも「野菜は、毎日沢山摂っています」という人が少なくないのですが、その食べ方をよくよく聞いてみると火を通したものばかりで生のものは、ほとんど食べていないというのがよくあります。
すべての野菜を生で食べるのは難しいですが、昼と夜には生野菜を使ったメニューを1品追加するなどして、できるだけ生野菜を摂るように心がけると良いです。ついついおやつを食べてしまう人は、それをフルーツに変えてみましょう。 もっと積極的に酵素を摂りたいという人は、朝食を「フルーツ+生野菜」に置き換えることをオススメします。

風邪にすりおろしリンゴが効くのも、酵素のおかげ!!

リンゴ

生野菜やフルーツには、豊富や野菜はもちろんのこと、ビタミンやミネラル、ファイトケミカルなどが豊富に含まれています。そのままカットして食べても、もちろん良いのですが「すりおろして食べる」とさらに、その力がアップします。 昔から、「風邪をひいたら、すりおろしリンゴ」といういったように、すりおろし野菜は、体の調子をととのえるのに、使われてきました。これらは、生活の知恵で養生法として、続けられてきたものですが、最近の研究で、すりおろすことで酵素は活性化され、その働きが2倍、3倍にもなるということがわかっています。

すりおろして食べるのに適した野菜は、だいこんやかぶ、しょうが、にんじん、きゅうり、レンコン、山芋、玉ねぎ、にんにくなどです、それ意外にも、じゃがいもやキャベツなどもおすすめです。
だいこんやかぶ、しょうが、にんじんはなどは、すりおろすことで酵素だけでなく、抗酸化物質の働きもよくなると言われています。

スムージー

また、流行っているスムージーにすれば、果物も野菜も、一度に沢山摂れるので、非常に体に良いです。生野菜、果物には、それぞれも持っている酵素が違うので、2~3種類を混ぜて摂った方が、より沢山の酵素がとれておすすめです。