牛乳に潜む危険性とその理由

牛乳に潜む危険性とその理由

小学生の時に、背を伸ばしたい。カルシウムを摂って骨を強くしたい。と思っていた私は、一日2本400ML牛乳を飲んでいました。そんな、体に良いとされている牛乳ですが、「危険な飲み物である可能性がある!」というお話をします。この話は、世界的にも大きく論争されている話ですので、いろいろな意見があると思いますが、それも踏まえてお読みください!

牛乳には、毒性がある。

牛乳にカゼインという物質が多く含まれており、そのカゼインのせいで、吸収されにくく、体の中に残ってしまいます。人間の体温は、36.5℃ぐらいですから、36.5℃で牛乳を置いておくと、牛乳が悪くなります。
その暖かくなった牛乳が、吸収されず体の中にずっと残ってあるので、体を悪くしてしまいます。

牛乳のたんぱく質の87%を占めるのが、カゼインという物質です。このカゼインは、「にかわ状」のタンパク質です。
にかわとは、簡単にいうと木工用の接着剤のような粘着力に強いものです。カゼインのタンパク質は、のりやボンドを薄めたようなものです。なので、牛乳を飲むこと=木工用の接着を飲んでいるようなものなのです。
また、カゼインは、分子が大きく吸収されにくいです。大きな分子のまま吸収しなくてはならないので、体のいたるところで牛乳の粘着が起こり、胆石や肝臓結石を起こしやすいとも言われています。

ねずみに投与するカゼインの量を変えて、がん発生との関係を実験

「チャイナ・ヘルス・プロジェクト」(1994年発表)では、ねずみに投与するカゼインの量を変えて、がん発生との関係性を調べました。カゼインを5%含む餌を与えられたねずみと20%含んだねずみを数週間にわたって比較。
その結果、5%の餌を与えられたねずみたちは、がんの兆候が見られなかったのに対し、20%カゼインを含まれたねずみたちは、初期がん細胞が見つかり、大きく成長しました。そのあと、すべてのねずみが肝臓がんになりました。

カゼイン量と発がん性
がん細胞成長

牛乳を多く飲む人はどうなるのか!?

乳がんになるリスクが7倍、前立腺がんになるリスクが4倍になるとも言われています。また、下記は、乳製品の消費量と心筋梗塞の死亡率の図です。乳製品を多くとっている国ほど心筋梗塞の死亡率が高いのがわかります。

乳製品摂取量と心筋梗塞脂肪率
文献 30. Ganmaa D, Sato A. Mortality from ischemic heart disease in relation to world dietary practices (未発表資料). 引用Webサイト
牛乳乳製品1人当たり年間消費量
図13:牛乳乳製品1人当たり年間消費量(資料:IDF 2011年)引用Webサイト